基本ケア

理念

生きる力を支える介護を目指して

  • 人権を守り、住み慣れた街で生き生きと暮らし続ける施設を目指します。
  • 一人一人が目指す自立と、一人一人の自己決定を大切にし、一人一人が自己実現できる施設を目指します。

私たちのめざす介護とは・・・

日常生活におけるお世話をすることが介護ではなく・・・

介護=「生きる力」を支えること
障害や老いという新しい条件の中で
新しい生き方を共に考え応援すること

本当の介護技術とは

  • 相手の機能に合わせた介護
  • 残された機能を引き出す介護
  • 恥をかかせないこと
「生きる気持ち」を引き出すには、
残された機能で、
どれだけ「普通の暮らし」(今まで通りの暮らし)ができるかが大切

生活リハビリとは

生活リハビリに基づく介護

リハビリテーションの目的

「普通の暮らし」(今まで通りの暮らし)

  • どれだけできるか
  • どれだけ近づけられるか
訓練だけがリハビリではなく、
日常生活の中の動作一つひとつがリハビリとなる

生活リハビリを基本に介護活動を展開

  • 法人の設立時より生活リハビリを行っている
  • 椅子に座っての生活
  • トイレに座っての排泄
  • 機械ではなく普通のお風呂での入浴
  • あたたかい食事を陶器の皿で食べる
  • 利用者の前で盛り付け、できる方には役割として担っていただく

基本ケアということの理解

残された機能を生かす介護を行う

食事

食べる気持ちを引き出す工夫
(前傾姿勢をとる、自分で食べられる工夫、楽しく食べるなど)

排泄

おむつを使わない工夫
(皮膚感覚をよみがえらせる、トイレで排泄をするなど)

入浴

普通に入浴できる工夫
(できる限り機械浴は利用しない、プライバシーを守るなど)

~足を床につける・前傾姿勢をとるなどが大切~

多職種協働の基本ケア

私たちの実践してきたケア+多職種協働の基本ケア

  • 介護職の生活を見据えて、生活を作るケア
  • 看護職やセラピストの専門的知識(疾患に対してのケア方法・人間の体の動きの仕組みを科学的に評価できる力)
一人の人を面で支える介護と点で支える医療・セラピスト
多職種協働で初めて生きる力を支えることができる

住み慣れた街で暮らし続けるということ

  • トイレで排泄ができると、地域に出かけることが出来る
  • 自分でご飯が食べれると、食べたいものや食べる力が出てくる
  • 家庭と同じお風呂に入れると在宅生活が継続できる
  • 自分に自信が持てれば、できること・やりたいことが増えて、生きる力が湧いてくる

介護・福祉の理念を確信につなげる事

  • 日々の実践を綱領に照らし合わせる
  • 綱領を実現するために理念がある
  • 理念を実現するために方針がある
  • 方針を実現するために目標がある
  • 綱領・理念・方針・目標を実現するために 日々の実践がある。
  • 全ては日々の実践と職場づくりが大切