入職したきっかけはなんですか?
学生の頃から祖母の介護を家族で担っていたため、高齢者福祉の分野で働いている方々と関わる機会が多く、私自身も「お年寄りの生活を支える仕事」に就職したいと考えるようになりました。
この法人が開催している「就職説明会」に参加した際、働きやすい環境で仕事ができることや、職員のキャリアアップにも力を入れていることを知り、魅力的だと感じました。
さらに、職場見学を通じて、利用者様一人ひとりに寄り添いながら「生きる力を支える介護」ができる場所であることを感じ、私もこの法人で一緒に働きたいと思い、入職を決めました。
現在の仕事について教えてください。
「ヘルパーステーションいけだ(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)」で、ヘルパーとして働いています。在宅で生活している利用者様が、住み慣れた家と地域で最期まで自分らしく生活をすることができるよう、支援をおこなっています。
利用者様のお家に訪問し、掃除や洗濯、食事の提供などの「生活支援」に加え、排泄介助や食事介助といった「身体介護」もおこなっています。さらに、家族や利用者様から「訪問して欲しい」と連絡があった際には「随時訪問」をして、24時間体制で365日対応しています。また、利用者様の体調が悪い時は訪問看護師と連携し、病院を受診するように家族や医療機関へ繋いでもらうなど、様々な対応をおこなっています。
そして、社会福祉士の資格を取得しているため、研修や学習会に参加し、相談業務の技術を学んでいます。
仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。
訪問先で「あなたが来てくれて嬉しい」や「ありがとう」の言葉を利用者様からいただいた時は、とてもやりがいを感じます。
家に訪問することは「相手のプライバシーに一番関わる場所に介入すること」であり、生活をしている人々の「こだわり」を常に感じる場所でもあります。ヘルパーの価値観で支援をおこなってしまうと、利用者様に「不快な思い」をさせてしまい不信感に繋がってしまいます。利用者様が少しでも長く、最期まで在宅で生活を続けることができるように、利用者様やご家族に寄り添い、「その人らしい生活」を送れるよう支援をしていきたいです。
当面の目標や将来の夢(仕事上・プライベート)を教えてください。
ヘルパーとして仕事をしていると、予期せぬ出来事や緊急対応を求められる状況が多々あります。その際、自分で状況判断し、他職種やご家族へ正確に情報を伝達して、行動に移すスキルを身に付けたいです。
訪問先では、利用者様の命に関わる場面に遭遇することもあり、瞬時の判断が必要になる場合もあります。そこで、冷静に対応できるよう、介護技術や緊急時の対応方法を学び、訪問先で慌てずに行動に移せるよう頑張りたいです。
やまなし勤労者福祉会で働くことを検討している方へメッセージをお願いします。
介護技術や利用者様との関わりの中で行き詰まることもありますが、頼りになる先輩方から様々なアドバイスを受けることができます。また、介護技術を磨く研修や勉強会の機会が沢山あり、自分自身のスキルを磨く環境が整っています。人と関わることが好きな方や介護技術に不安がある方でも、法人内で基礎から学ぶことができるため、やりがいを感じながら楽しく働ける職場です。
さらに、働きながら資格取得も可能です。働きながら資格を取得することは大変かな…と考えている方も、安心してチャレンジすることができます。
自分自身のキャリアアップを目指すだけではなく、やりがいを強く感じられることもこの法人の魅力です。一緒に働けることを楽しみにしています。