まいほーむももその起工記念講演を開催しました

9月28日、桃源文化会館にて看護小規模多機能型居宅介護事業所「まいほーむももその」の起工記念講演を

山梨県立大学の高木寛之先生を講師にお招きして、「このまちで生きる~住み慣れた街で安心して暮らし

続けるために~」をテーマに開催しました。

初めの言葉

巨摩共立病院の院長である金子さき子先生より、看多機に対する期待の声とともに

地域包括ケアをより進めていくために、連携を深めていくことにも触れられご挨拶いただきました。

記念講演「このまちで生きるを支える地域福祉」

続いて高木先生の記念講演では、ふくし=「つうの らしをつづける くみ」とは地域住民と専門職が共同するのではなく一緒に考え一緒に進めていく「共創」の流れになってきていることを挙げました。そしてボランティアの存在は地域とのなじみの関係を継続または再構築することに繋がり、高齢者が施設に入所すると今までの生活(地域の関係)を断ち切ることになってしまうので、施設がボランティアを受け入れ地域支援をすることで、その人らしい生き方、生活の実現になっていくのだと教えていただきました。そのためにお互いを尊重しつつ本音で考えを語り合うことでより共創を生み出す地域共生社会に繋がっていくことを話されました。

まいほーむももその施設紹介、福祉会での看多機実践報告

まいほーむももその建設準備室の外所より、法人紹介や事業内容の紹介、既に事業を行っている看多機での実践報告について報告しました。

終わりの言葉

峡西健康友の会の名取純一会長より、お言葉をいただきました。

ねぎらいのお言葉や、看多機の期待についてお話されました。

会場の様子

当日は周辺地域の方や友の会員、市役所職員、医療・福祉関係者等、75名の方が参加して下さいました。

また、当日は書籍「残しておきたい33の看護の物語」の販売や建設寄付金の募集も行いました。

書籍は21冊購入、寄付金は25,228円頂くことができました。ありがとうございました。

今後、看多機ができることで地域とのなじみの関係を継続していく事に大きな力を発揮していくことができることを改めて感じることができた講演会でした。

建設寄付金も皆さまのご協力にて、10月1日現在で寄付件数1,134件、金額900万円を超え、目標の1,000万円までもう少しとなってまいりました。引き続き皆さまのご協力をお願い申し上げます。