入職したきっかけはなんですか？
小さいころから介護の仕事に興味を持っていました。福祉や介護の勉強をするために大学へ進学しましたが、初めての介護実習でお世話になったのが、やまなし勤労者福祉会・デイサービスももそのでした。緊張していた私に職員さんや利用者さんが優しく声をかけてくれて、心がホッとしたのを今でも鮮明に覚えています。とても温かい場所だと感じました。大学4年生になり就職先に悩んでいたころ、仲良くしていた大学教授にやまなし勤労者福祉会を勧められました。そのとき実習で感じたあの温かさを思い出し、私もあの一員になりたいなと思い、入社を決めました。
現在の仕事について教えてください。
ショートステイは利用者さんの在宅生活を支える場所でもあり、利用者さんが住み慣れた家で暮らし続けるために､ご家族への支援も重要です。利用者さんの「家で暮らしたい」という思いに寄り添いながら、家族の気持ちと照らし合わせ、利用者さんが安心して自宅で暮らせるように日々支援をしています。
実際に勤務してやまなし勤労者福祉会の良いところを教えてください。
教育制度が充実しているところです。入職したころは右も左もわかりませんでしたが、指導者がマンツーマンでついてくれたので、困ったことは何でもすぐに相談できる環境がありとてもありがたかったです。また、理念に沿った平和学習や研修会などが多くあり、介護以外の見識を深めることができるのも魅力の一つです。
今の仕事で常に心掛けていることを教えてください。
利用者さんの思いや望みを叶えるためにはどうしたらいいのか考え、日々のかかわりを大切にしています。行き詰まって悩んでしまうこともたくさんありますが、上司や先輩に相談しながら、看護師や生活相談員、セラピストと連携し、利用者さんがより良い一日を過ごせるように支援することを心がけています。
仕事をする中で一番うれしかった事は何ですか。
以前体調不良で仕事を休むことがありました。利用者さんや上司、同僚に申し訳なさでいっぱいで、治療中は仕事に行きづらいなと思っていました。体調も回復し、久しぶりに職場に復帰しましたが、「どうしたらいいんだっけ？」「みんなになんて言ったらいいんだろう…」と不安と緊張が入り混じっていました。そんな中、利用者さんから「ずっと顔が見えなかったから心配していたよ」「久しぶりに会えて嬉しい」「あなたがいると安心するよ」と優しい声をもらいました。その瞬間、ずっと抱えていた不安が一気に消えてなくなり、「またここに戻ってこられてよかった」と泣きそうになってしまいました。「今まで頑張ってきてよかった、これからも頑張ろう」と思えたできごとでした。今は毎日が充実しています｡
やまなし勤労者福祉会で働くことを検討している方へメッセージをお願いします。
やまなし勤労者福祉は教育制度や資格取得のための制度も充実しており、とても働きやすい環境になっています。大変なこともたくさんありますが、利用者さんの笑顔のために一緒にがんばりましょう！