利用者さんと向き合い、より質の高いケアを目指して日々学んでいます

施設名:ショートステイたから

職種:介護職

氏名:石橋 壮太

入職年月日:2021年4月入職

入職したきっかけはなんですか?

私はもともと消防士を希望していて試験に落ちてしまったため、消防士のような人の役に立つ仕事は何か探し始めたのが、介護という仕事に出会ったきっかけでした。そのことを当時の担任の先生に相談した所、いくつかの会社の求人票を持ってきてくださいました。その中にやまなし勤労者福祉会がありました。私は「住み慣れた街で生き生きと暮らし続ける」という理念に特に強く賛同し、この法人であれば、私の想像している「人の役に立てる仕事」により合っているのではないかと思い、この法人に就職したいと感じるようになりました。実際に職場見学をした際も、介護についてなにも知らない私にも分かるよう、説明や体験の場を設けてくれて、職員一人一人の優しさが伝わる職場だなという印象を受け、この法人で私も利用者の方に寄り添える介護士を目指したいと思うようになりました。

現在の仕事について教えてください。

私が働いているショートステイたからという職場では、出勤する時間によって行う業務が異なり、日々様々な役割を担っています。例えば、早番は朝の7時に出勤し、主にその日新しく入所する利用者さんの荷物をチェックしたり、その日退所される方の荷物に忘れ物がないようにチェックするなどの業務があります。また遅番は10時に出勤し、職員二人で協力しながら、一日平均で14人ほどの利用者さんの入浴介助を行い、癒しの時間を過ごしていただくとともに清潔を保ちます。他にも日勤や遅遅番、夜勤と様々な役割があります。でも、一つの業務に一人で取り組むわけではありません。介護職員、時には看護師の方々と協力しながら業務を行っています。私は夜勤も行っていますが、やはり二人で多くの利用者の方の安全を守る事に初めは不安がありました。しかし、もう一人の職員が私の至らない部分をしっかりと補ってくれたので、徐々に慣れることができました。

仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

私は高校卒を業してすぐに介護の世界に飛び込んできたため、入職したばかりの頃は、右も左も分からず、何をしたらいいか分かりませんでした。しかし、やまなし勤労者福祉会では、私のような新人に対して多くの研修の機会があり、実際に様々な体験をしていくうちに、たくさんの知識が身についていきました。その知識を実際に現場でも活かしてみて、今までできなかった事が出来るようになり、自分だけではなく利用者さんに対しても安全安心の介助が徐々に行えるようになってきました。特に移乗動作には苦労しました。利用者の方を起こす際も相手が痛がってしまっていたり、自分に負担がかかったりと大変でしたが、本を見てボディメカニズムを学んだり、職員に教えてもらったりして、今もより安楽に行えるように試行錯誤しています。今までできなかったことが出来るようになり利用者さんにも喜んでいただけた時が私にとってのやりがいであり、より技術を高めていきたいと感じる瞬間でもあります。

当面の目標や将来の夢(仕事上・プライベート)を教えてください。

私の目標は介護福祉士の資格を取得し、より質の高いケアを利用者さんに提供することです。現在、無資格でこの仕事に就いていますが、それは、他の職員の支えがあってこそ成り立っていると思います。私も頼るばかりではなく、少しでも先輩に近づき成長していきたいという思いがあります。その中で介護福祉士という資格の取得は私にとって自信に繋がり、また可能性も広がるのではないかと考えています。ただ単に資格の取得をゴールにするのではなく、介護福祉士という目標を一つの過程として私自身、さらなるスキル向上に努めていきたいとも思っています。介護福祉士取得には3年の実務経験が必要なので、その間に現場で知識と経験を蓄えてこの先も邁進していけたらと思っています。
プライベートでは、就職を機に一人暮らしを始めたので、まず自分の身の回りのことをきちんと行い、その経験を利用者さんとの関りにも活かしていきたいです。特に部屋の掃除は実家にいる時から良くサボっていたので習慣づけたいです。

やまなし勤労者福祉会で働くことを検討している方へメッセージをお願いします。

いろいろな方に聞いたり、いろいろなものを見たりして、より自分に合った就職先に就職できるようにがんばってください。介護という仕事は、大変ですがその分やりがいもあります。介護について全く知識を持っていなかった私に対しても、わかりやすく一つ一つ教えてくれる職場なので、初めての方でも働きやすい環境だと思います。みなさんと一緒に働ける日を楽しみに待ってます。