こんにちは。ひよっこヘルパー浅川です。
今回は、先輩ヘルパーに聞く!!ヘルパーとは??編です。
まず、私が抱いていたヘルパーのイメージについてお話しさせていただきます。
・食事の準備をする。(大変)
・掃除をする。(大変)
・困ってもすぐ近くに助けてくれる人がいない。(大変)
・その人や家によってやり方が違う。それを覚えなくてはならない。(大変)
…と、「大変!!」という事しかイメージにありませんでした。
実際にヘルパーとして働きはじめ、早半年。確かに大変なこともありますが、利用者様と1対1で向き合え、関われることはすごくいいなぁと感じています。色々な話をすることでその人の人生の歴史のようなものが見える事もあります。施設の中ではなかなかじっくり話を聞くことが出来ず、歯がゆい思いをしたこともあります。
ご自宅というホームの中で、利用者様主体の支援ができる。ヘルパーならではなのではないでしょうか。
なんて、まだまだひよっこですがそんな風に感じている今日この頃です。
(県立美術館の銀杏です。青い空に黄色が映え、とてもきれいでした。)
「先輩ヘルパーに聞く!!ヘルパーとは??」
今回、先輩ヘルパー「Xさん」にインタビューをしました。(お名前は「恥ずかしいので…」とのことで、伏せさせていただきます。(*^^*))
Xさんにとってヘルパーとは…
「利用者様の身近で声を聴き、一緒に泣いたり笑ったりできる。」
そんな存在なのではないかと教えてくれました。
また、Xさんが大切にしている事も聞きました。
・その人の生きてきた道のりを考えてケアをする。
・こちらがケアをさせていただくだけではなく、利用者様が自分を見てくれている。それがわかるから、こちらも誠心誠意それに応える。
・いつも“その人にとって何が一番大切か”“一番必要なことは何か”を考えながらケアをさせていただく。
・私たちが訪問する事で、出来る事を考える。ただ掃除や調理、介助をするだけでなく、手のぬくもりを感じてもらったり、外の空気を取り入れたり…。
Xさんに話を聞いて、「本当にその通りだな」と思いました。ヘルパーとして働き、少しずつ気持ちに余裕が出来てきた今、“ただケアをする”だけではなく、利用者様の気持ちに寄り添いその人にとって必要なケアができるようにならなくてはと思います。
また、こんな話もしてくれました。
・利用者様から教えていただくことがたくさんある。
・利用者様の事を尊敬している。排泄ケアなど、ご本人にとって嫌な事でも「ありがとう」と言ってくれる。それってすごい事だと思う。
本当にそうですよね。本当は嫌であろうことでも「ありがとう」「悪いね」などと言ってくださる利用者様は沢山います。私もその立場になったときには「ありがとう」が言えるような人でいたいです。
今回、Xさんに話を聞いて利用者様に真摯に向き合う姿勢に改めて尊敬するとともに、自分自身を振り返り気を引き締めなくてはと思いました。
私達ヘルパーも人間なので色々な感情があります。時には苛立ったり、悔しい思いをしたり…。しかし、利用者様の事を考え、より良くしようとする思いは皆一緒だと思っています。
このインタビューで得たものを活かし、利用者様に来ることを待っててもらえるようなヘルパーになりたいです。
(聞いたことに対し、とても丁寧に答えてくれました。ありがとうございました。)
次回は…「ヘルパーとして働き、嬉しかったこと」編です☆