2022年4月に入職した1年目の介護職員も、働きはじめて2か月が経ちました!
やまなし勤労者福祉会では毎年、キャリアⅠ研修として、入職1年目の職員を対象に「入浴セミナー」を開催しています。
今年度は6月8日に実施。対象職員10名が、「福祉会の入浴へのこだわりと歴史」や「入浴支援の方法・実技」について学びました。
浴槽での実技を伴う研修ですが、感染症対策を徹底して行いました。
やまなし勤労者福祉会のお風呂の特徴
やまなし福祉会の施設に設置されている浴槽は「生活リハビリ浴槽」といって、浴槽の長さ・幅・深さに、「ちょっとした工夫」がされています。
例えば、浴槽のふちは、利用者様の手のひらでしっかり力を入れて掴みやすい高さに、
浴槽の深さは座った時に安定しやすく、立ち上がる時に浮力が発生するように設定されています。
こうした工夫によって、利用者様の残存機能を生かしながら入浴をしていただくことができるのです。
更に、なんと、浴槽の素材は、檜❕❕
木の温もりや香りを感じながら、職員との1対1のコミュニケーションで、利用者様の心も満たしていただくことができる…。
研修では、このような入浴に対するこだわりや、「浮力」を活用した入浴方法を実際に体験しながら学びました。
「学び」のほかに、大切なこと
コロナの影響で、なかなか同期の仲間と過ごす時間を作ることができない日々…。
今回の研修では、職員同士の交流の時間を意図的に多く設けました。世間話や互いの趣味について話したり、現在の仕事での達成感や悩みの共有をしたりと、同期との繋がりを強めることができたようです。
参加した職員たちの様子を見て、「繋がる」ことの大切さを改めて感じました。
感染症対策を徹底する中でも、今後も楽しく充実した研修を企画していきたいです