訪問看護ステーションいけだ エンゼルケアの学習会を開催しました

みなさん、こんにちは。
訪問看護ステーションいけだの所長の中村です。

今年9月、久しぶりに、合同学習会を開催することができました!
今日はそのご報告です。

今回の研修は、「エンゼルケア」をテーマに、2023年9月9日(土)14:30より、ももそのセンターにて開催しました。
訪問看護ステーション事業所・ショートステイ事業所より看護師25名、定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所より介護職員1名合計26名が参加しました。

エンゼルケアとグリーフケア

エンゼルケアとは

エンゼルケアは、亡くなった方に対しておこなう死後の処置のこと。
体を綺麗にし、お化粧を施します。

ご家族と共に「頑張りましたね」と声を掛けながらおこなう、訪問看護の最期のケアです。
グリーフケアのひとつでもあります。

グリーフケアとは

大切な家族や親しい人の死に直面したとき、残された者は強い悲しみや衝撃を受けます。
大切な人の死と向き合い、死別の辛さや悲しさ(grief)を乗り越えるためのサポートをすることを、グリーフケアといいます。

講義その① 亡くなってからのからだの変化

今回の研修では、2つの講義を受けました。
1つ目の講義は、「亡くなってからのからだの変化」がテーマです。
講師は、訪問看護ステーションいけだの職員で、緩和ケア認定看護師の清水看護師です。


日常的におこなっているケアの根拠がよくわかる講義でした。

講義その②亡くなった人のケアするうえでの留意点

2つ目の講義は、「亡くなった人のケアするうえでの留意点」がテーマです。
アピオセレモニーの納棺師 三椚様を講師に、参加者みんなで学びを深めました。


看護師がエンゼルケアを行う意味や、看護師がエンゼルケアを行った後を引き継ぐ納棺師さんの対応について知ることができました。

「明日から、少し自信をもってケアをすることができます」という感想もあり、実りある学習会になりました。

これからも、利用者様の最期のときまで寄り添う看護ができるよう、職員一同、学びを深めてまいります。
次回の学習会のテーマは…また、みんなで考えて企画していきたいと思います!