原水爆禁止2023年世界大会・長崎に、やまなし勤労者福祉会の職員が参加しました!

原水爆禁止世界大会とは

ビキニ水爆被災事件をきっかけに、広島・長崎の被害、放射能による惨禍を広範な国民が知り、核兵器の廃絶を求める「原水爆禁止署名」が全国でとりくまれ、1年余で当時の有権者の過半数3400万に達しました。
こうした原水爆禁止を求める大きな国民の声を背景に、1955年8月、広島で第1回原水爆禁止世界大会が、翌56年には、長崎で第2回原水爆禁止世界大会が開かれました。以来毎年、世界の人々と連帯して世界大会が開催されてきました

引用:原水爆禁止日本協議会ホームページ
http://www.antiatom.org/intro_activity/world_conference.html

前回の記事でご紹介した「平和行進」のゴールはここ、原水爆禁止世界大会です!
2023年原水爆禁止国民平和大行進にやまなし勤労者福祉会の職員が参加しました!

やまなし勤労者福祉会からは2名が原水爆禁止世界大会に参加!

2023年8月7日~9日の3日間の日程で開催された原水爆禁止2023年世界大会・長崎。
今年のテーマは、「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を―人類と地球の未来のために」
当法人からは2名の職員が参加しました。
※このブログは、参加者の横内・山田が書いています。

初日の8月7日は、参加者が長崎市民会館に集まり、開会総会が開催されました。
長崎で被爆された方の体験談や、世界各国の取り組み報告を聞き、学びを深めました。

開会総会終了後は、当法人も含め、山梨民医連から参加した職員9名で平和公園へ。
平和公園では、千羽鶴を奉納したのち、平和の像や爆心地などを見学しました。

爆心地付近は、会社や飲食店が立ち並び、自分たちが平和公園に来るために乗ってきた路面電車も走る、まさに「日常生活の場」でした。
そんな場所に原爆が投下され、日常が壊されることの恐ろしさ…長崎に原爆が投下された8月9日を目の前に、平和について思いを馳せました。

2日目は分科会!長崎市内各地で平和について学びました!

原水爆禁止世界大会2日目は分科会。
「核兵器のない世界を」「非核平和のアジアと日本」など11のテーマが設定されており、参加者は長崎市内の各会場で講演を聴き、平和についての学びを深めました。

当法人から参加した2名の職員は、「核兵器のない世界を」「平和の危機と気候危機」をそれぞれ選択。
核兵器や戦争が人々の暮らしと環境に与える影響について改めて考える機会となりました。

台風接近のため、3日目に行われる予定だった閉会総会も2日目の午後に前倒し。
閉会総会でも、被爆された方の体験談や世界各国の取り組み報告などゲストスピーカーの発言から「平和」について学び考えました。
開会総会・分科会で学び考えたことを振り返り、平和への想いが一層強まる閉会総会でした。

「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を―人類と地球の未来のために」山梨でできることから始めよう!

やまなし勤労者福祉会では、これまでも平和を願う活動に取り組んできました。
「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に断固反対!」抗議スタンディング!!

今回、原水爆禁止世界大会で感じたこと・学んだことを職場で共有し、福祉会で取り組んでいる平和を願う活動をより良いものにしていきたいと思います。