頼れるソーシャルワーカーを目指して!日々、ケアの引き出しを増やしています

施設名:デイサービスセンターたから

職種:介護職

氏名:瀧川 梨里香

入職年月日:2022年入職

入職したきっかけはなんですか?

大学3年生の夏季休暇、まいほーむいけだに実習に来ました。そのときの経験が、やまなし勤労者福祉会に入職を決める大きなきっかけとなりました。利用者様ひとりひとりに合わせた親身なケア、職員さんたちの熱心に介護する姿を見て、私もここで働きたいと感じました。
最期まで口から食事を取ることを目標に食形態を工夫し、口腔状態を清潔に保つために口腔ケアを念入りに行う姿を見て、利用者様が最期まで生き抜くことを大切にしているのだなと思いました。私も利用者様が最期まで自分らしく生きることができるような介護がしたいと思い、入職を決意しました。

現在の仕事について教えてください。

生活相談員と介護職員を兼務しています。一年目なので、まずは現場の仕事を覚えています。そうすることで、利用者様を知り、その方にあった適切な介護、必要とされる支援が見えてきます。最初は利用者様とのコミュニケーションに戸惑い、お風呂介助や排泄介助なども不安が大きかったです。しかし、先輩に教えてもらいながら、少しずつですができることも増えてきました。
食事・お風呂・トイレ・口腔ケア等は、すべて生きる上で大切なことであり、利用者様ができないところをお手伝いする、必要以上に手伝い過ぎないことを念頭に置いて介護しています。何より私が一番大切にしていることは、利用者様に「デイサービスに来てよかった」「楽しかった」と感じてもらうことです。そのためにも日々の体操やレクリエーション活動にも力を入れて、利用者様が退屈しない環境作りに努めています。

仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

私にとっての仕事のやりがいは、利用者様から「ありがとう。」と言ってもらえることです。いつもより元気がない利用者様や、少し寂しそうにされている利用者様を見かけたら声をかけるようにしているのですが、「あなたと話して元気になったよ、ありがとう。」と言ってもらえると、人と関わる仕事をしていてよかったなと感じます。
苦労したことは、認知症の方と関わることです。不安を感じている方にどう声をかければいいのか、どうしたら少しでも安心してもらうことができるのか、日々考えながら仕事をしています。
入職したばかりの頃は、「バスに乗って家に帰ります。」「家族が家で待ってるのよ。」と自分の家に帰りたがる利用者様に、どのように声を掛ければいいのかわからず、先輩職員さんに教えてもらいながら対応してきました。少しずつ、ご本人様が本当に不安に感じていることは何なのか考えて言葉をかけてみたり、少しお話を聞くだけでも気持ちが落ち着くのではないかと考えて傾聴してみたりと、自分なりに考えて認知症の方と関わることができるようになってきました。少しでも認知症の方が安心して過ごせる環境作り・接し方をしていきたいと思います。

当面の目標や将来の夢(仕事上・プライベート)を教えてください。

現場の仕事をすべて自信を持ってできるようになること、そして臨機応変に対応することができるようになることが目標です。予測していなかった出来事が起こると、少し戸惑いが生じてしまいます。介護の仕事には予測できない出来事がつきものです。さまざまな出来事に柔軟に対応できるようになりたいです。
また、ソーシャルワーカーとして、施設の中だけでなく、地域の人たちとのつながりを作っていきたいです。困りごとを抱えている人たちはいないか、その困りごとを解決していくにはどうしたら良いのか、多角的にものごとを見ることができるソーシャルワーカーになりたいです。

やまなし勤労者福祉会で働くことを検討している方へメッセージをお願いします。

介護の仕事は、人と関わる仕事がしたい、人の役に立つことが出来る仕事がしたいと考えている人にとって、やりがいの感じられる仕事だと思います。覚えることは多いですが、覚えたら覚えた分だけできることが増え、自信に繋がります。これからの社会では少子高齢化が進み、介護の人手不足が大きな課題となります。しかしその分、この先なくなることはない仕事とも言えます。一緒にこれからの日本を支えていきましょう。