2022年6月24日、2022年度 やまなし勤労者福祉会 入職者研修を開催しました。
この研修は、今年度4月に行われた研修の続編で、看護委員会主催です。
①救命救急講習
②メンタルヘルス学習
③看取り研修
の3つの講義が行われました。
今回は研修ブログ前編、「救命救急講習」についてご紹介します。
緊張し、戸惑いながらの救命救急講習
今年度入職した職員のうち、対象者13名が救命救急講習を受講。
3つのグループに分かれて実施しました。
どのグループも、講師の方が優しく、楽しく、分かりやすく教えてくださいました。
普段一人で利用者様のお宅を訪問する看護師さんやリハ職員さんは、救命救急の最初の
手順、「大丈夫ですか?」 の声掛けや呼吸の有無の確認のところから安心感たっぷり。
その後、ためらいなく胸骨圧迫へと進む頼もしさ…。講師の方からお褒めの言葉をいただ
く場面もありました。
施設内で働く職員さんは、施設内に設置されている本物のAEDを取りに行く練習にも
挑戦しました。
緊張した面持ちで、AEDが入っている箱を開け、中からAEDを取り出します。
AEDが入っている箱は、開けると大きな音が鳴ります
大きな音が鳴ることで人が集まり、救命に関わる人を増やすことにつながるそうです。
普段は利用者様と関わる機会の少ない事務職員も、この講習の対象です。
目の前で利用者様の容態が急変したら…そんな「もしも」に備えて真剣に取り組みました。
講習の最後には、「AEDは何のための装置か」「なぜ胸骨圧迫が一番大切なのか」といっ
たことや、窒息の際の対応方法についても学びました。
この講習は、入職後2年目以上の職員も毎年受講しています。
同じ訓練を繰り返すことで、「もしも」の時に落ち着いて対応できるよう備えているので
す!
ご存じですか?AEDの設置場所!
やまなし勤労者福祉会では、わかまつ・たから・いけだ・ももその・いさわの各センター
にAEDを設置しています。
また、、駅や学校、デパートやスーパーマーケットのような大型店などは、AEDの設置が
推奨されているそうです。
日常生活の中で、AEDの出番が来ないことが一番ですが…。
「もしも」の時に備えて、日ごろから出かけ先でもAEDの設置場所を確認するように
したいですね。