こんにちは!いけだの新入職員の横内です。
今回はミールラウンドについて、花輪統括センター長が記事にしたので紹介します!
4月から始まったミールラウンドは早5回を数えました。前回紹介したAさんはむせが本当に少なくなりました。Bさんは食べる量が増えて、栄養が回復したのでしょう、笑顔や会話が増えました。
今回はミールラウンドって?を紹介します。
ミールラウンドとは、歯科医師、歯科衛生士、看護師、言語聴覚士、管理栄養士、介護士、リハビリ職などの多職種の専門家が、実際の食事場面を通じて摂食状況を見て回ることです。
「のみこんでいるようですが、のどに残っていますね。1口食べたらゼリーを食べてみましよう」
「もぐもぐしていますが、口の中に食べ物がたくさん残っていますね。嚙んだものを喉に送る力が足りないですね。するめをかんで舌を鍛えましよう。」「食事の形態をブレンダー食にした方が良いですね。」「呼吸回数が多くて食べる事が負担なようですね。高カロリーの飲み物を足して、食事の負担を減らしましよう。」などなど。美味しく、安全に食べられるように皆で話し合います。
また、嚥下内視鏡と言って、鼻から細~~いチューブを入れて食べ物が送られてくる様子や飲み込んだ後の様子を観察します。「あ~~気管に入りそう」「ごっくんしたのにまだ喉に残っている。これが後でむせる原因なのですね」このように実際、食べている時の喉の映像を見ながら1人1人の状況に合わせて安全に食べられる方法を検討します。
時にはご家族と一緒に映像をみて、納得! 食事づくりの参考にしていただいています。
次回は新しくミールラウンドをさせていただいた方たちの報告とラウンドでご指導いただいている歯科医師の佐々木力丸先生のご紹介をします。
前回のミールラウンドの様子はこちらからご覧ください。
ミールラウンド始動!
お楽しみに!