こんにちは!いけだの新入職員の横内です!
先日、共立介護福祉センターいけだで、ミールラウンドを実施しました。そのときの様子を花輪統括センター長が記事にしたので紹介します!
特別養護老人ホームいけだの里とまいほーむいけだに新しい利用者さんが来られました。
1人の方は下の歯がなく刻み食にしていましたが、時間がかかり食が進みません。もう1人の方は脳梗塞後でリハビリ病院から退院してきました。車いすでペースト食を食べていましたが、麻痺があるためなかなか飲み込みません。そのため今回のミールラウンドで検討しました。
前者の方は食形態をブレンダー食にし、まずはしっかり食べて栄養を付けることとしました。後者の方は口に入れたものをスムーズにのどに送れないことが分かり、臥床の姿勢で食べる事にしました。「寝て食べるなんて!こんなドロドロしたものを!」と思うかもしれませんが、高血圧に薬が必要なように食べる機能に合わせた姿勢や食形態が重要なのです。ここを出発点にして口の中を整え、食べる事をリハビリにして、少しずつ形のある物へ挑戦していきたいと考えています。
ここで歯科医師の1人佐々木力丸先生をご紹介しましよう。先生は長年にわたり日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科で、臨床・研究・教育に携わり、さらに学会の摂食機能療法専門医を取得しています。嚥下内視鏡を用いた口腔機能、嚥下機能の評価、指導、リハビリテーションを行っており、訪問診療を中心に診療を行っておられます。また月に1度共立歯科センターに来られ、私たちの施設に来ていただいています。介護現場への理解が深く1人1人の生活に即した指導に私たち職員は学びの深いラウンドになっています。
いかがでしょうか?まいほーむいけだでは最期までいきいきと生ききることを支えるために、「口からご飯を食べる」ことを大事にしています。その中でミールラウンドはとても重要な役割を果たしています。利用者様の食べる力を支えるためにも、今後も定期的に開催していきます。
ミールラウンドって?という方はこちらをご覧ください。
ミールラウンドの続報、お待たせしました!
次回のいけだブログもお楽しみに!