やまなし勤労者福祉会「反核・平和企画」2024 平和フィールドワーク~ロタコ(御勅使河原秘匿飛行場)訪問~【後編】

みなさんこんにちは。
やまなし勤労者福祉会 事務の小松です。

やまなし勤労者福祉会の「反核・平和企画」の取り組みをご紹介します。
「2024年反核平和委員会 平和フィールドワーク~ロタコ(御勅使河原秘匿飛行場)訪問~」を開催しました。
平和フィールドワーク~ロタコ(御勅使河原秘匿飛行場)訪問~【前編】はこちら

~ロタコについて学ぶ~戦争体験の話編~
文化メリヤス工場所会長の市川良一氏に戦争体験のお話をお聞きしました。
辛い戦争体験の中にもユーモアたっぷりに語って頂き、職員一同最後まで聞き入っていました。

「不発弾で指を切断してから鉛色の青春だった」というお話しは、
戦争で命は助かっても一生心に深い傷を残すことが伝わってきました。
また、甲府空襲の時には、「南アルプス市の山肌が昼間と同じように明るく見えた」「甲府市街地のあちこちに顔も性別も分からない遺体があった」事を知り、戦争の悲惨さをリアルに感じました。

戦後80年近く経ち、戦争の記憶が風化するなか、
「平和の尊さ・戦争の悲惨さ」を感じる貴重な機会となりました。
また、80歳を過ぎて絵画や彫刻に挑戦されたり
日々明るく生活される姿に職員一同、元気をいただきました。

今回の企画を通じて感じたこと・学んだことを職員間で共有し、
福祉会で取り組んでいる平和を願う活動をより良いものにしていきたいです。