やまなし勤労者福祉会の2023年度入職者研修の様子をお伝えするブログ、今回は、「介護技術 後編」です。
いざという時に備えよう!救命救急・労働安全学習
みなさんは、目の前で人が倒れたとき、適切な対応ができますか?
「いざ!」というときの対応は、なかなか難しいですよね…。
そこで、甲府西消防署様を講師にお招きし、救命救急の講義実習に取り組みました。
基本技術や声かけなどを座学と実践でしっかり学びました。
この講習…実は、入職後2年目以上の職員も毎年受講しているんです!
同じ訓練を繰り返すことで、「いざ!」というとき、落ち着いて対応できるよう備えているので
す!
私の行動は大丈夫?コンプライアンス学習
近年よく耳にする「コンプライアンス」。
みなさんはその意味をご存知でしょうか。
「コンプライアンス」とは、法令や社会規範を守り社会の信頼に応えること。
例えば介護の現場では…。
「利用者さんがベッドから落ちては大変なので、落ちないようにベッドを柵で囲んだほうが良いかな?」と、「優しさ」からそう思う場面があります。
しかし、「ベッドを柵で囲む」ことは、「身体拘束」になってしまう可能性があるのです。
こうした介護の現場のほか、一般的な社会人としてのマナーなど、いろいろな事例を通じて、「コンプライアンス」について学びました。
併せて、高齢者虐待予防の基本研修も行い、学びを深めました。
ヒヤリハットを防ごう!KYT学習会
「KYT」とは、危険予知トレーニングのこと。
やまなし勤労者福祉会では、ヒヤリハットや事故を事前に防ぐために必要な「気づきの力」を養うため、入職者研修でKYTについて学習します。
講師が用意したイラストや写真を見て、「どこが・なぜ危険なのか」と、グループで考え、意見交換をしました。
今回初めてKYTについて学んだ職員さんも、学んだことを現場で上手に活かしていってくれることでしょう。
次回の入職者研修ブログは、「外出企画 森林セラピー編」です!
お楽しみに♪