やまなし勤労者福祉会の2023年度入職者研修の様子をお伝えするブログ、今回は、「外出企画 森林セラピー編」です。
入職者研修は、介護の知識と技術を学ぶ…だけではありません!
「外出企画」と題し、山梨県甲府市にある森林セラピー基地「武田の杜」にて、心理セラピー体験をしました。
森林セラピーとは
森林セラピーとは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴効果のこと。
森を楽しみながら、心身の健康維持・増進や疾病の予防を行うことを目的としています。
外出企画として「武田の杜」に出かけたのは4月14日。
研修も終盤にさしかかり、慣れない新生活と研修で疲れが出てくるころです。
そこで一度、研修の会場を離れて、森林浴そのものや、森林浴中の新入職員さん同士のコミュニケーションを通じ、長期研修での疲れを癒やしてもらおうということで、入職者研修に森林セラピーを組み込みました。
森林セラピー体験、その中身は?
今回の森林セラピー体験では、森林散策や木工体験を通して自然を楽しみました。
まずは、「健康チェック」から!
森林セラピー体験に入る前に、まずは健康チェック!!
血圧や心拍数の測定と、ストレス度や気持ちの状態の問診から、現在のこころとからだの様子を「見える化」しました。
森林セラピー体験後に再度「健康チェック」を行い、視覚からも森林セラピー体験の効果を確認します!!
森林散策で、こころとからだを癒やそう!
健康チェックの後は、いよいよ「武田の杜」の森林散策です。
森林セラピーガイドさんの案内のもと、森を歩き、草やウッドチップの上に寝ころび、森の植物に触れたり、森の中で目を閉じて耳を澄ませてみたり…。
参加した職員さんたちも、とてもリラックスしている様子。
「目でみるだけの景色と、歩いたり、寝転んだり、音や匂いを感じたりするのでは全然感じ方が違うのだと感じた」
「時計や携帯で時間を確認する事もなく自由に過ごせた。時間に対する束縛がなく、心が楽で余裕を持つことができた」
など、森林セラピーの良さを感じられた様子が、職員さんたちの声からも伺えました。
森林セラピーの効果はいかに!?もう一度「健康チェック」
森林セラピーを終えた後で、もう一度「健康チェック」をしました。
すると…。
森に出かける前と比べて、血圧や心拍数が穏やかになったり、問診の回答内容が前向きになったりと、早速変化が!
森林セラピーで、こころとからだに変化があったことをより実感できたようです。
この日の研修では、森林セラピーのほか、木工体験にも挑戦。
木材でキーホルダーを作りました。
たまにはこんな、楽しい研修があるのも良いものですね。
新入職員さんたちが現場に出て働くなかで、森林セラピー体験で感じたこと・学んだことが役に立てばうれしいです。
次回の入職者研修ブログは、「外出企画 平和学習編」です!
お楽しみに♪