やまなし勤労者福祉会 全職員研修会 LGBTQ基礎講座に参加しました

2024年2月15日、やまなし勤労者福祉会では、LGBTQ基礎講座に参加しました。
この講座は、「すべての民医連職員のためのLGBTQ基礎講座」と題し、全国の民医連の病院・施設で受講されています。

山梨県では、山梨民医連の県連教育委員会主催で開催されました。
講師は、川崎協同病院 総合診療科の医師で、一般社団法人にじいろドクターズ理事の、吉田絵理子先生です。


今回の学習会では、LGBTQの方々がさらされている健康格差の問題を中心に、LGBTQの基礎知識や社会情勢、病院や施設でできる取り組みなどについて学びました。


当事者の体験談や事例も交えた講義はとても分かりやすく、

など、医療・福祉の現場で働く私たちにとって大切なキーワード盛りだくさんの講義でした。

LGBTQについて初めて知るという職員から、今回の学習会で知識をさらに深めたという職員まで、学習会に参加したすべての職員たちに新たな発見と学びがあったようです。

学習会後に、各職場で振り返りをすると、
「知らないことがたくさんあった」
「もしも自分の職場に当事者がいたら、こんなときに困るかもしれない、という場面が思い浮かんだ」
など、多くの感想が寄せられました。

今回の学習会では、「医療従事者が社会的マイノリティの方々に偏見をもっていることは、患者さんのケアの質に影響を及ぼす」ということも学びました。
このことは、介護・看護の分野で働く私たちにとっても、忘れてはならない大切なことです。


LGBTQをはじめとする、さまざまな社会的マイノリティの方々にとって利用しやすい事業所・働きやすい職場づくりをめざし、学習をすすめていきたいと思います。