やまなし勤労者福祉会では、中堅職員研修を毎年行っています。
2023年度も樋口しのぶ先生を講師にお招きし、中堅職員に必要な力について、全4回の講義で学びます。
今回は、中堅研修3回目の様子をお届けします。
※このブログは、実際に中堅研修に参加した職員のひとり、山田が書いています。
中堅職員に求められるもの
前回の講義は「自分の価値観の探求」がテーマでした。
今回は、「中堅職員に求められる役割」がテーマです。
まずは、「中堅職員に求められる役割とは?」をテーマに、グループで話し合いをしました。
グループワークでは、「リーダシップ」や「後輩の育成・フォロー」「現場の意見の集約」など、さまざまな意見が出されました。
この講義においての「中堅職員に求められる役割」は「周囲に積極的に働きかけること」と定義しました。
「中堅職員」といっても、この研修に参加している中堅職員さんは一番若くて20代後半。
参加者の年齢の幅は広くても、「中堅職員に求められる役割」についてはみんな同じものを思い描いていたことに驚きました。
日ごろのチームワークの良さや、これまでの研修の成果なのかな、と思うと嬉しい気持ちになりますね
できること・求められていること・したいこと
中堅職員に求められる役割を学んだ私たちが次に考えたのは、「できること・求められていること・したいこと」について。
「will – can – mustのフレームワーク」に挑戦しました。
これは、働くうえでのモチベーションを維持したり、成果をだしやすくしたりするための取り組みです。
これまでは、組織や上司の指示で働くトップダウン式の働き方が主流でした。
しかし今は、自分自身が主体となり、自律的にキャリアを構築する時代。
「must」にばかり重きを置くのではなく、「can」や「will」にも目を向ける…
「やりたいこと・できることが仕事になったらいいのにな」という、いつも考えているようで意外と難しい、自分の「can」と「will」。
ひとりで考えるのは大変ですが、グループワークを通して、「will – can – mustのフレームワーク」を深めることができました。
今回のフレームワークは、個人の「will – can – must」について考えましたが…。
「この人の得意(can)と、私のしたいこと(will)、この二つを掛け合わせたら、会社のこんなことが叶えられる(must)!」なんてことが、職場で積極的にできたら面白いな、と思った山田なのでした。
次回の研修は8月中旬!
樋口先生、引き続きよろしくお願いいたします!!