法人の研修制度に位置付けている「キャリアⅠ 3年目集合研修」を開催しました。
入職3年目を迎えた仲間がこれまでの2年半で介護経験を積み、介護職員としても人としても大きく成長した姿を見せてくれました。
これまでの実践と「基本ケア」の振り返り
今回の研修の最初に、入職1年目に学んだ「基本ケア① 座ることは生活動作の基本」と「基本ケア④ 自分で入浴することを支える」の２点について振り返りました。
キャリアⅠ研修は入職3年目で終了。
研修の集大成を迎える前に、自分自身の到達を確認できる機会となりました。
入職3年目職員ともなると、終始落ち着いた雰囲気
その中で細かいポイントを確認してみると忘れているといったこともあり、頼もしく感じさせてくれる反面、まだどこか初々しい表情も垣間見ることができました。
「基本ケア① 座ることは生活動作の基本」について、詳しくはこちら
「基本ケア④ 自分で入浴することを支える」について、詳しくはこちら
「基本ケア① 座ることは生活動作の基本」
はじめに“座ること”の大切さを軸に
『座る前までの支援で重要なポイント』
『座っている時のポジショニングで重要なこと』
『座っている姿勢から次の動作に繋げるポイント』について講義と実技に取り組みました。
実技演習では、移動・移乗介助の身体の使い方の復習も行いました。
受講者からは「両足の幅が狭いよ！」「腰が高いよ！」といった積極的な意見交換もありました。
「基本ケア④ 自分で入浴することを支える」
「個別性に合わせた入浴介助」の実践に欠かせないのが基本的なボディメカニクス(動作時の身体の動き)の理解です。まずは普段の入浴介助で実践している方法を受講者同士でお互いに確認しました。
利用者様の個別性に合わせた入浴方法を各現場ですでに実践しているメンバーなので、動作１つ１つへの声掛けも利用者様一人ひとりの身体状況への配慮ができていました👏
基本ケアにおける「入浴」については、こちらの記事をご覧ください。
おわりに
この研修はキャリアⅠ研修（1年目～3年目）の集大成です。
今後は中堅職員として、共に成長した仲間とともに、成長していってくれることを願っています。
３年目メンバーの皆さま、本当に研修お疲れ様でした